窯業系サイディングとは!

お疲れ様です!
こんにちは、代表の舘田です!

寒暖差の激しい時期ですね☔
私は外仕事なので脱いだり着たり忙しいです

さて、以前サイディングの種類について
色々お話しましたが今回はより詳しくお話したいと思います。

内容が重複したり少し専門的になりますのでご了承ください。m(_ _)m

まず初めに日本で最も多く使用されている
窯業系サイディングについてお話します。

窯業系サイディングの簡単な組成については以前の記事を参照にしてください。(サイディングの種類、メリット、デメリット など)

このサイディングがよく使われる理由として
デザイン性が豊富なことが1つの要因だと思われます。
ハウスメーカー·工務店によってはオリジナルサイディングがあるなどかなり推されてる種類の外壁だと思います!

1口に窯業系サイディングと言っても
デザインもさることながら厚みや幅などの規格、張り方まで多岐にわたります。

まず初めに厚みについてお話します。

現在では16mmが最も多く次いで14mm、18mmと続きます。
厚みが違うことで張り方や仕上がりの見え方が違ったりします。

・16mm、18mmの場合
胴縁施工後に金具を用いてサイディングを張り上げます。金具を使用するため釘を使用する箇所が極端に減るため近くから見ても綺麗な仕上がりになります。
18mmの方が彫りが深くなるため柄がより鮮明に見えやすい一方で全体の重量が大きくなり、住宅への負担が比例して大きくなります。

・14mmの場合
胴縁施工後、釘を打って張り上げて行きます。
全ての外壁に釘を打つため近くで見ると釘が見えてしまいます。
しかし低コストで収まる他にも、後述しますが
張った後に塗装仕上げをすることもあります。

続いて幅や長さについてお話します。

〜幅〜

基本的には455mm(1尺5寸)のサイディングが最も多く使われています。
日本の住宅では尺貫法を用いられてるため、このような尺で表すことが出来るサイズになることが多いです。

他にも
厚さ14mm×幅910mm(3尺)×長さ3030mm(10尺)のサントー板と言われるサイディングもあります。
これは張って終わりの事もありますが
張った後に塗装をすることでシーリング目地を見えにくくし、仕上がりを綺麗に見せることも出来ます。

また、ケイミューさんのSOLIDOや東レさんのラップサイディングなどの小さな幅のものもあります。
これらはよろい張りと言って外壁が瓦屋根みたいな仕上がりになり渋い感じになります!

〜長さ〜

基本的には3030mm(10尺)の長さが多いです。

サイディングを張った後につなぎ目にシーリングをします。一般に目地は比較的自由度が高いため
仕上がりについて職人や工務店による所があるので
注意して見てみましょう!
基本的には目地が下から上まで通っていたり、目地自体の本数が少ないのが一般に良いとされてます。

他には1820mm(6尺)のサイディングもあります。
特に多く使われているのはニチハさんのfugeというシリーズです。これは四方合いじゃくりという特徴を持ちます。
四方が実(さね)という形状になっているためサイディングとのつなぎ目にシーリングをする必要がないため(角にはシーリングします)仕上がりが綺麗に見えます。
しかし、本体の枚数が増えてしまうのでコストは大きくなりがちです。

まとめ

現在、多く使われている窯業系サイディングは

厚さ16mm×幅455mm×長さ3030mm

の規格が使用されています。
次いで1820mmのサイディングやサントー板が多く使われています。

窯業系サイディング全般に言えることですが、
リフォームをする場合、窯業系サイディングに窯業系サイディングを重張りは絶対しない方がいいです。
住宅にかかる負担がかなり大きくなってしまうので
剥がしてから張る張替えか、塗装し直し、金属系サイディングなどの軽いサイディングを重張りすることをおすすめします。

以上、ここまでご拝読頂きましてありがとうございます!
次は金属系サイディングについて深堀していこうと思います。
新築もリフォー厶の際も選択肢が多く悩むと思いますが、今回までお話した内容がお助けになればと思います!

最後にTikTokもやってるので時間ある時にぜひ見てみてください

ありがとうございました!


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